平成25年度会津若松経営品質賞受賞企業決定

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成25年10月から約3ヶ月に渡り申請企業の審査を実施しました。その結果、2月5日開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成25年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞:株式会社保志
WEBサイト:http://www.alte-meister.co.jp//
代表者:代表取締役社長 保志 康徳
所在地:会津若松市門田町一ノ堰村東40
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受賞理由

同組織は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で経営品質向上に対する真摯な取り組みが見られ、その取り組みの姿勢は、他の会津地域の組織における経営改革・改善の模範となるものと思われます。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)中期経営計画の立案・実施を全社巻き込んだ形で展開していること
中期経営計画は、社是・社訓から基本理念、ビジョン、基本方針、部門方針と体系的にブレークダウンされており、個別の活動計画について部門で責任を持って作成させるなど体系的な立案プロセスを確立しています。
また、計測指標・監視指標も明確に定められており、定期的にローリングされています。全社が参画した経営計画作りを実践していることは、経営活動の部分最適を防ぐために有効と思われます。

(2)製造技術の向上に努めていること
仏壇・仏具はこれを購入する人にとっては特別なものであり、顧客や販売店がそれに接する期間も十年単位になります。そのために個々の製品の品質維持については特別な配慮が求められます。こうしたことについては、技術伝承が必要と考え、「技能訓練道場」で能力向上に努め、現在は「アルテマイスターアカデミー」に発展させています。また、製造業としては生産性も重要になりますが、小集団活動の実施と確実な成果の創出や製造技術の専門家の招聘など積極的な取り組みを行っています。確実なモノづくりの体制を維持するという点で強みと考えます。

(3)顧客価値創出のために既存の枠を超えた多くの取り組みを行っていること
顧客志向を基本理念に掲げ、業界の枠を超えた多くの取り組みを行っています。
仏壇の外部委託において受け入れ検査項目を設定していることや、顧客の要望に対する蒔絵勉強会、生活者に対する位牌預かり・洗浄・リフォームなどの他社では積極的に行わないサービスがそれにあげられます。
また、厨子などの百貨店での常設もあまり他社では見られない活動と思われます。
こうした、業界の慣習にとらわれない新しい試みを続けることで「新しい祈り」に結びつく事業の創造が可能と考えます。

(4)組織価値を浸透させるために様々な活動をしていること
「世界の精神文化に貢献する」という社是を始め、組織の価値観を社員に浸透することは重要と考えられます。株式会社保志では、人の育成が重要と考え、ランチョやほほえみカードでの社員間のコミュニケーションの強化、働きやすい職場環境の整備、アルテマイスターアカデミーなどの育成の場の設定などを行っており、実際の社員の能力開発とともに社員のモチベーション向上に寄与していると思われます。
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