過去の受賞企業

平成23年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成23年10月から約3ヶ月に渡り申請企業の審査を実施しました。その結果、2月8日開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成23年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

会津三菱自動車販売株式会社
WEBサイト:http://aizummc.jp/
代表者:代表取締役社長 宮森 正弘
所在地:会津若松市町北町大字藤室字達摩168-1
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受賞理由

同組織は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で経営品質向上に対する真摯な取り組みが見られ、その取り組みの姿勢は、他の会津地域の組織における経営改革・改善の模範となるものと思われます。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)ショールームでのおもてなしプロセス
ショールームでのおもてなしが、他の会社を良くするキッカケとなっているのだということに気づき、社員自らが会津を元気にするための活動と自分の仕事が同一だと感じて行動しています。「1(お客様):29(全社員)の関係性の実現」を経営の旗頭(経営課題)に据えたことによって、いわゆる「ショールームでのおもてなし」のプロセスが、社員参画型・自律性重視の組織風土への変革に向けたリーダーシップの活動や現場リーダーによる部門方針の策定から個人の目標への展開のプロセスも「1:29の関係性の実現」に向けた原動力になっていると考えられます。
店舗づくり、店舗への誘導、店舗での対応、来店後フォローにおいて差別化を図ることができる独自のビジネスモデルの確立が重要との観点から、ショールームプロジェクトで検討され、社員全員で実践する「ショールームでのおもてなし」のプロセスは、貴社独自の他店舗(他社)との差別化をもたらす強みとして評価できます。

(2)購入後の顧客を重視し、安心・安全を最大の顧客価値として提供する基幹プロセス
ショールームにおけるお出迎えから作業前挨拶・説明、作業後説明・支払い、お見送りまでの基本的な顧客対応の流れとサービス部での作業前挨拶から工場入庫、整備、洗車、伝票・請求書作成、作業後説明までの流れがうまく連携され、個人ではなく店舗全体でまさに一丸となってお客様一人ひとりに対応する体制が整備され、実践されています。
また、お客様のカーライフの安心・安全を確実に実現すると同時に、1:29のおもてなしをできるだけ多くの機会に体験していただけるように、「Clear Box」のシステム(アタック項目14項目)を活用して既存顧客をきめ細かくフォローし、車検・12ヶ月点検・6ヶ月点検・任意保険・JAFに関してタイムリーに提案する営業活動が実践され、担当者の経験や勘に頼らない顧客対応が実現されています。
いずれも、購入後の顧客を重視し、安心・安全を最大の顧客価値として提供するという貴社の組織目的を実現に導く有効な基幹プロセスとして機能しており、強みと評価できます。

(3)顧客の声を大事にし、徹底して顧客の期待やニーズに迫る活動
各種アンケートのフリーコメントやお客様との会話の端々、パートナーさんの声から得られる気づき、経営幹部が現場で直接得た情報や感覚など、あらゆる方法・接点を通じて既存顧客の期待・ニーズに迫ろうとする姿勢が随所に見られ、お客様の声を聞くことが日常活動として実践されています。
また、ショールームスタッフが行う日常的なお客様の観察から得られた事実や気づきを生の情報として重視し、お客様の苦情・要望・意見も組織全体でお客様がくださった「経営改善情報」として積極的に受け止めていこうとしています。そのために、「ショールーム日報」や「アッとハッと報告書」といった独自の仕組みを構築し、社員がきめ細かくお客様を観察し、お客様の声に耳を傾ける活動が実践されています。
この顧客の声を大事にし、徹底して顧客の期待やニーズに迫る活動は、今や貴社の最大の強みとなっている「ショールームを中心とした顧客対応プロセス」をさらに磨き上げていくことに確実に結びついていくと考えられ、強みと評価できます。

(4)ショールームでの取り組みを出発点とした組織能力の向上
基幹業務プロセスに位置付けているショールームの取り組みを出発点として、「1:29のショールームでのもてなしに焦点をあてる」、「社員参画型の組織風土を実現する」という組織的能力の目的(目指す姿)が明確になっています。ショールーム内のスタッフ間の協働が、目標の設定、日々の振り返り・全体フィードバックと改善、経営幹部によるプラスαのフィードバックによるマネジメントサイクルの繰り返しを通じて促進されるとともに、全社員を巻き込んだプロジェクト活動が実践され、また、ショールームスタッフが見つけた好事例が社員への動機づけにつながっていることは、強みとして評価できます。
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平成20年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成20年10月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施しました。その結果、2月12日開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成20年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

奨励賞

有限会社白水堂
WEBサイト:http://blog.livedoor.jp/mph/
代表者:代表取締役社長 小林 明人
所在地:会津若松市米代2丁目2-5
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受賞理由

同組織は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で経営品質向上に対する真摯な取り組みが見られ、その取り組みの姿勢は、今後地域の伝統的技術を活かした独自能力の構築を模索している組織や、一見ビジネスとしての事業対象が利益追求の考え方と相容れないように感じられる組織における経営改革・改善の模範となるものと思われます。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)地域における白水堂ブランド、ステイタス
昭和22年の創業以来一貫して「地域の音楽文化の普及活動を行ないながら、音楽(楽器)の付加価値を提供し、その人々と成果の喜びを分かち合うこと」を基本的な価値観に61年にわたって受け継いできた歴史から醸成された「白水堂」のブランドが、地域随一の充実した店舗・教室施設や設備、30名を超える講師陣、長い歴史の中で培ってきた顧客資産によって、今後の事業展開に確かな形で継承されている。
加えて独自能力を活かした「福島県ジュニアピアノコンクール」などの地域社会への貢献活動を通じてステイタスを高め、社会貢献と事業活動が相互に好影響しながら大きな循環となって、確固たる信頼感が、講師・社員はもとより顧客・地域に醸成されている。

(2)積極的に新しいものに取り組んでいこうとする革新性と、それを支援する活動との連携
経営トップ自らが率先して、音楽教室の稼働率を高めること、あるいは生徒の確保・拡大を図る目的で、音楽教室のプログラム編成に携わるとともに、新たな需要を獲得するため音楽教室業界のさきがけとなって「ヤマハ音もだちクラブ」などの導入を進め
新たな価値の提供に積極的に取組んでいる。
また、教室運営に当たっての課題の両輪となっている講師と生徒の確保を同時に果たすために、1日体験レッスンの参加者数や入会者数などの目標・自己評価基準を設定して、音楽教室の生徒募集の企画・実施やレッスン会場の開拓を運営し、こうした音楽教室における新たな価値提供への支援が行なわれている。

(3)白水堂の価値観を基礎に、積極的に他から学んで積極的に取り入れる組織風土
「白水堂スタンダードの基本的な考え方」と「白水堂スタンダードチェックリスト」に基づいて「行動計画書」に個人の成長目標とその結果を記録することで、白水堂の持つ価値観に基づく自由闊達な活動を社員1人ひとりに促している。こうした取組みは社員のみならず、音楽教室においての価値提供の担い手となる講師にも展開され、音楽教室の生徒を含めた白水堂の独自の「学風」を形成し、そうした中から次代の指導者を育成するプロセスともなっている。
店舗運営においても、地域内の同業他社のみならず広く範を求め、日本経営品質賞受賞組織のベストプラクティスを社員全員で学んで、例えば顧客応対基準の話し合いやPOPの作成などにおいて、自社に活かす姿勢が現れている。
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平成19年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成19年10月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施しました。その結果、本日(2月12日)開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成19年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

荒川産業株式会社
webサイト:http://www.amarc.co.jp/
代表者:代表取締役社長 荒川 洋二
所在地:喜多方字屋敷免3960
社員数:93名
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受賞理由

同組織は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で他社からは模倣困難な独自能力が見られ、その取り組みの姿勢は、同社にとっての永続的発展と地域社会における経営改革・改善の模範となるものと思われます。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)独自朝礼や社内報などによる社員の自主性と創意工夫がなされる組織風土の醸成
社員の自主的な活動として、日々の出来事を社内報という形で発行し、これが全事業部の情報共有の仕組みとなっています。同時に、こうしてできた社内報に対して社員が相互に評価することによって、社員に対しては強い動機付けとなっています。こうした自主的に楽しく実行される活動が組織に活力を与え、同社の経営ビジョンである「ありがとうの追求」を実現し、「お客様に喜ばれる仕事」にもつながっています。

(2)地域社会における半公益企業としての自覚と責任
廃棄物処理業という半公益事業の特性に鑑み、「過疎地型環境社会」「美しい会津」を実現するため、経営幹部は自治体や地域の団体、各種委員会などに働きかけ、価値の共有を図っています。特に専門家の少ない自治体に対しては、廃棄物処理の専門家として様々なアドバイスを行うなど、地域における社会市民としての責任を果たしています。

(3)経営幹部の方針に基づいた確実な戦略の策定と遂行
経営幹部の方針を基に各事業部の方針が決定され、それが確実な実行計画へとブレークダウンされています。加えて、ブレークダウンされた戦略が経営幹部の方針との間でずれがないかという視点でのレビューもなされ、実行計画においても毎月のレビューが行われています。また、こうした実行計画の遂行は単に高度な仕組みが展開されているというだけではなく、社員の自主的な活動である社内報や、自己の考えを明確に表明する訓練ともなっている独自に工夫された朝礼などによって育まれた活力あふれる組織能力にも支えられています。
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奨励賞

アルテマイスター有限会社
webサイト:http://www.alte-meister.co.jp/
代表者:代表取締役社長 保志 康徳
所在地:会津若松市門田町大字一ノ堰字村東42
社員数:242名
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受賞理由

同組織は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で経営品質向上に対する真摯な取り組みが見られ、その取り組みの姿勢は、今後地域の伝統的技術を活かした独自能力の構築を模索している組織や、一見ビジネスとしての事業対象が利益追求の考え方と相容れないように感じられる組織における経営改革・改善の模範となるものと思われます。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)理念・ミッション・価値に対する思考の変化による新しい価値提供への変革
仏壇・仏具・位牌等の宗教に関連する商品(モノ)を扱っていることに対して、自組織の提供価値はどこにあるのかを深く思考することにより、「和やかな家庭づくりのお手伝いをする」という新しい価値提供を見出しました。そして従来の伝統的・形式的な祈りの道具(モノ)の提供から、生活者個々の住環境や考え方に対応した「新しい祈りのかたち」を提案・提供することをミッションとして、その取り組みに誇りをもてる理念を確立し、理念達成に向けた全てのプロセスの再構築に取組んでいます。

(2)対話の風土を基盤とした価値観の共有に対するリーダーシップの発揮
「祈り」という特殊な領域を扱う組織として、その理念達成のためには社員一人ひとりが理念の本質をよく理解し、自律的に行動できることが必要であると位置づけ、そのために対話の風土を基盤としたリーダーシップをあらゆる機会を捉えて発揮しています。(1)「ランチョ」におけるトップとの対話、(2)「保志イズム塾」という研修の場における社員に対する組織の「想い」の噛み砕いた説明、(3)人事評価時の面接における徹底した対話による気づきの促し、(4) 日常的な現場巡回と声かけ、(5)重要なパートナーである販売店や製造パートナーに対するトップ直接の訪問と対話等によるリーダーシップの発揮は、社員満足の向上やパートナーとの良好な関係構築に効果を発揮していると捉えられます。

(3)国内一貫生産体制、精密木材加工能力、会津塗り等の伝統工芸の活用による独自能力の保持
仏壇・仏具・位牌等の当社の主製品の競合他社が、価格競争により中国等での海外生産へ移行する中、原木から最終製品までの一貫生産体制を維持しています。そのことにより、メンテナンス体制や、生活者の要望する個別の「新しい祈りのかたち」に対応できる開発力等において、独自能力としての強みを発揮しています。また会津塗り等の伝統工芸を大事にし、維持していることが地域への貢献にも役立っていると捉えられます。
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平成18年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成18年10月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施しました。その結果、本日(2月14日) 開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成18年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

奨励賞

会津若松市役所 総務部 人事課
代表者:人事課長 羽田喜久馬
所在地:会津若松市東栄町3番46号
電話:0242-39-1213 FAX:0242-39-1411
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受賞理由

同課は、市民本位の行政サービスを実現するために、会津若松市の庁内各組織に先駆け行政経営品質向上に取り組み、その経験や革新のノウハウづくりを通じて、全庁を真の市民価値を捉えた組織に変革していこうとされています。
今回の審査にあたっては、課内のグループ、職員がこの変革の意味するところを理解し、自らの革新のための取組み・活動を如何に行っているのかを、大きな審査の視点として評価を行いました。
また、この視点に基づき、組織の目標を実現するための要件として、「夢と活力にあふれた組織像の策定とその実現に向けた活動」、「今までの行政の論理・都合を打破する職員の意識改革」、「市民が必要とする人材づくり」、「組織の壁を越えたコミュニケーション」を考察し、これが各カテゴリーのなかでどのように具現化されているのかを評価しました。
その結果、グループ制をベースに業務担当者に一定の権限と責任を与え、課員の主体性・自律性を醸成するリーダーシップ、市民や組織が望む人材像を明確にした上で、ビジネスパートナーと一体化し推進している人材開発の取り組み、行政機関としての市民や市職員の意見を聴く取り組みなどを評価し、会津若松経営品質賞「奨励賞」に決定しました。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)対話重視をベースとした行政経営品質向上を進めるリーダーシップの発揮
会津若松市役所全庁への展開を視野に、その先達として行政経営品質向上に取り組まれています。この取り組みの中で、課長はじめ幹部が課内での対話を重視し、課員相互に意見を言いやすい雰囲気を意識的につくることにより、課員自身の気づきを高め、また、グループリーダー・主担当者の責任や権限をより高いものにしていくエンパワーメントの強化は、従来からの「官職」の殻を打ち破る、まさに経営革新の活動として実践されています。

(2)市民が求める人材像の開発に向けた育成システムの確立
市職員の能力開発を担当する当組織は、市民が求めている人材像から職員の人材育成の基本方針を定め、これに基づき、職員に必要な能力、教育推進体制などを明確にした人材開発を行っています。この体系的な人材育成システムと相俟って、「ふくしま自治研修センター」と密接な連携をとった職員研修を行うことにより、「自ら考え行動して行く人材づくり」に成果を上げています。

(3)市民本位の行政サービスの実現に向けた積極的な取組み
公務員としてのモラルと法令を遵守することを基本原則とし、職員倫理規定、交通事故等に関わる懲戒基準を制定・徹底するなどの職員の倫理意識高揚が図られ、市民の信頼を得ています。また、当組織により、「市長への手紙」や電子メールでの「市民の意見を聴く仕組み」、毎年3月~4月の「サービス向上運動期間」での「市長への提案ポスト」などが運用され、広く市民の意見を集められています。こうした市民の声を職員の意識改革や一課一改善に結び付け、市民本位の行政サービス全庁実現に向けた活動が積極的に行われています。
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平成17年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成17年10月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施しました。その結果、本日(2月7日)開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成17年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

株式会社ティーアンドエフカンパニー(現:株式会社ノマド)
Webサイト:http://www.nomadinc.co.jp/
代表者:代表取締役社長 本田 勝之助
所在地:会津若松市一箕町鶴賀上居合134-3
電話:0242-37-3550 FAX:0242-37-3551
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受賞理由

同社は、一昨年に会津若松経営品質賞「奨励賞」を受賞し、その際に指摘された改善課題の解決に真摯に取り組んできました。同時に、IT企業の枠にとどまらず、地域産品の知名度向上のための情報発信につとめ、さらには、学生スタッフに社員と同等の役割や権限をあたえ、社会人教育を徹底するなど、独自のビジネスモデルの確立に努めています。これらの活動のうち、特に、次の領域は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、高い評価が得られ、その仕組み、プロセス、取り組みは他企業にとって、経営改革・改善のための模範となる点が多く見られると判断し、会津若松経営品質賞「大賞」に決定しました。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)高い理想のビジョンの提示と全社員の意思統一の仕組み
同社は、高い理想のビジョンを掲げ、社員、学生メンバ-自らがバリュ-やミッション、ビジョンに共感して自発的に行動し自律して生き生きとした社会生活を送れる人たちの集合体としての組織を目指しており、BL-Will-Sheet(どんな人生を送りたいか)及びSL-Will-Sheet(どんな仕事ができるようになりたいか)によりビジョン、ミッション、価値観についての全オーナー・全社員の意思を統一させながらも、社員の成長程度、社会の要請、顧客の要望、学生の願いなどによってビジョンなどを柔軟に変化させている。

(2)組織風土、組織価値観の相互理解とそれらを行動へつなげる仕組み
同社は、コミュニケーションを重視したリーダーシップを発揮しており、専門領域の技術・能力を相互に発揮できる風土・環境の構築のため、週1回のOCM (オープン・コミュニケーション・ミーテイング)で組織風土に対しての考えを深めていることやGood&New(注1)でメンバー・スタッフ同士のつながりを深めると共に洞察力の向上と会話力の向上につなげていること、さらにTFスピリッツを明文化し、毎日の朝礼で自分の考えを発表しあうことにより、組織価値観に対しての相互理解と行動へつなげている。

※注1:24時間以内にあった良いことを発表するというトークシュミレーションで前向きな思考を促したり、他者から認められる(受容される)体験を積み重ねることで関係の良好化を図っています。毎日実行し、メンバー・スタッフの相互コミュニケーションを図っています。

(3)「自由に生きる力」を獲得するための個人能力開発と組織能力向上の仕組み
同社は、メンバー・スタッフが“守”・“破”・“離”の伝統芸能の成長プロセスに基づいた「自由に生きる力」を獲得するための教育を通して組織全体の活力を高める、独自性の高い組織能力向上の仕組みを構築している。
これらの能力開発の仕組みと相まって、BLシートと社長面談を通じてメンバー自身の自己実現に関しての考えをヒアリングし、目標管理制度の活用によって個人の成長と事業にける戦略課題と一致した目標管理を行い、その目標を達成するための能力要件を徹底し話し合いにより明確化している。 この活動を基に、守・破・離の成長プロセスモデルでの修養度レベル評価の目標設定により達成状況を把握している。

(4)大局観とJQAのフレームワークに基づく戦略策定と会議プロセスによる戦略展開の仕組み
同社は、戦略の策定の方法として、経営幹部による全6観(世界情勢観、社会観、情報観、事業観、業界観、価値観)のコンセンサスや前提条件のコミットメント、市場の変化・自社分析・BLシートに基づく個人のビジョンを活用しながら、JQAのフレームワークと思考法によるスピーディーな戦略策定・立案を実施している。
また、実行計画への展開と部門・チームへの展開として、戦略会議→ミーテイング→ショートMTGの会議プロセスによる基本的な展開プロセスが構築され、現場でのショートMTGを活用した改善に留まらず、戦略会議を頂点とした会議プロセスを通じて、達成状況の把握とレビュー・評価改善が機能している。
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