平成17年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成17年10月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施しました。その結果、本日(2月7日)開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成17年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

株式会社ティーアンドエフカンパニー(現:株式会社ノマド)
Webサイト:http://www.nomadinc.co.jp/
代表者:代表取締役社長 本田 勝之助
所在地:会津若松市一箕町鶴賀上居合134-3
電話:0242-37-3550 FAX:0242-37-3551
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

同社は、一昨年に会津若松経営品質賞「奨励賞」を受賞し、その際に指摘された改善課題の解決に真摯に取り組んできました。同時に、IT企業の枠にとどまらず、地域産品の知名度向上のための情報発信につとめ、さらには、学生スタッフに社員と同等の役割や権限をあたえ、社会人教育を徹底するなど、独自のビジネスモデルの確立に努めています。これらの活動のうち、特に、次の領域は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、高い評価が得られ、その仕組み、プロセス、取り組みは他企業にとって、経営改革・改善のための模範となる点が多く見られると判断し、会津若松経営品質賞「大賞」に決定しました。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)高い理想のビジョンの提示と全社員の意思統一の仕組み
同社は、高い理想のビジョンを掲げ、社員、学生メンバ-自らがバリュ-やミッション、ビジョンに共感して自発的に行動し自律して生き生きとした社会生活を送れる人たちの集合体としての組織を目指しており、BL-Will-Sheet(どんな人生を送りたいか)及びSL-Will-Sheet(どんな仕事ができるようになりたいか)によりビジョン、ミッション、価値観についての全オーナー・全社員の意思を統一させながらも、社員の成長程度、社会の要請、顧客の要望、学生の願いなどによってビジョンなどを柔軟に変化させている。

(2)組織風土、組織価値観の相互理解とそれらを行動へつなげる仕組み
同社は、コミュニケーションを重視したリーダーシップを発揮しており、専門領域の技術・能力を相互に発揮できる風土・環境の構築のため、週1回のOCM (オープン・コミュニケーション・ミーテイング)で組織風土に対しての考えを深めていることやGood&New(注1)でメンバー・スタッフ同士のつながりを深めると共に洞察力の向上と会話力の向上につなげていること、さらにTFスピリッツを明文化し、毎日の朝礼で自分の考えを発表しあうことにより、組織価値観に対しての相互理解と行動へつなげている。

※注1:24時間以内にあった良いことを発表するというトークシュミレーションで前向きな思考を促したり、他者から認められる(受容される)体験を積み重ねることで関係の良好化を図っています。毎日実行し、メンバー・スタッフの相互コミュニケーションを図っています。

(3)「自由に生きる力」を獲得するための個人能力開発と組織能力向上の仕組み
同社は、メンバー・スタッフが“守”・“破”・“離”の伝統芸能の成長プロセスに基づいた「自由に生きる力」を獲得するための教育を通して組織全体の活力を高める、独自性の高い組織能力向上の仕組みを構築している。
これらの能力開発の仕組みと相まって、BLシートと社長面談を通じてメンバー自身の自己実現に関しての考えをヒアリングし、目標管理制度の活用によって個人の成長と事業にける戦略課題と一致した目標管理を行い、その目標を達成するための能力要件を徹底し話し合いにより明確化している。 この活動を基に、守・破・離の成長プロセスモデルでの修養度レベル評価の目標設定により達成状況を把握している。

(4)大局観とJQAのフレームワークに基づく戦略策定と会議プロセスによる戦略展開の仕組み
同社は、戦略の策定の方法として、経営幹部による全6観(世界情勢観、社会観、情報観、事業観、業界観、価値観)のコンセンサスや前提条件のコミットメント、市場の変化・自社分析・BLシートに基づく個人のビジョンを活用しながら、JQAのフレームワークと思考法によるスピーディーな戦略策定・立案を実施している。
また、実行計画への展開と部門・チームへの展開として、戦略会議→ミーテイング→ショートMTGの会議プロセスによる基本的な展開プロセスが構築され、現場でのショートMTGを活用した改善に留まらず、戦略会議を頂点とした会議プロセスを通じて、達成状況の把握とレビュー・評価改善が機能している。
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平成16年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成16年11月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施いたしました。その結果、本日2月8日に開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成16年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

会津三菱自動車販売株式会社
Webサイト:http://aizummc.jp/
代表者:代表取締役社長 宮森 正弘
所在地:会津若松市町北町大字藤室字達磨168番地1
社員数:28名
電話:0242-25-2711 FAX:0242-25-2714
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

会津三菱自動車販売株式会社は、三菱自動車のリコール問題による厳しい経営環境にある中、経営幹部の主導のもと全社一丸となってこの危機を乗り切りつつある。お客様本位の考え方のもとに他のディーラーが販売した車のサービスまでをも受け入れ、顧客から高い評価を得ている。全国の三菱ディーラーが相次いで閉店していく中で、地元独立資本の法人として利益体質を実現できている。
会津三菱自動車販売株式会社は、会津若松経営品質賞アセスメント基準に照らして、次の領域で高い評価が得られ、その取り組み姿勢、プロセス及び仕組み他企業にとって、経営改革・改善のための模範となる点が多く見られる。

(1)頑なまでの人との信頼関係、人材重視、地元重視の信念を貫く経営
歴史ある会津の風土・文化・気質を重んじ、特に人との信頼関係(信義)、人材重視及び地元重視の経営を貫き、当社を取巻く数々の難問に立ち向かいながらも、リストラを行わず乗り切ってきた。この揺るぎない経営姿勢に対する顧客を含む利害関係者の熱き信頼を得ている。

(2)経営幹部が中心となった経営革新への積極的取り組み
組織を取巻く厳しい環境も踏まえ、新しい考えに基づく経営革新が必要との認識を経営幹部で共有し、経営感覚を高める活動を積極的に行い、社内は基より社外にも情報発信し経営品質向上活動に着実に取り組み成果を上げつつある。

(3)自発的チーム活動を重視した顧客から評価される組織造り
チーム活動を大事にし、顧客から評価される組織造りに全ての組織が係わり、実践することでお客様から多くのお褒めを頂くようになり、近隣のディーラーから注目を集めるような状況になりつつある。さらに、このような職場環境造りが社員の自発的活動で始まった中越地震への支援活動が、自然体で組織活動に変化するようになっている。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)経営幹部が経営感覚を醸成し、率先して現場に出向き、社員及び顧客との積極的対話
経営を取巻く環境の厳しさを認識し、社員及び顧客の不安を払拭するために、経営幹部が経営感覚を高めるための勉強を行い、さらに自ら社内講師になって社員への展開や週5日の目標を設定して現場に出向き、社員・顧客と積極的に対話し、信頼感の維持につなげています。このような活動が若手チームの結成・活動にも反映され、それを経営幹部が支援することで組織的な課題解決力の向上につながり、三菱自動車の各ディーラーが業績に苦しむ中2001年以降黒字基調の維持につながっていると評価されます。

(2)全社員の危機共有と自発的活動
三菱自動車のリコール問題より発生した危機的状況を社員で共有し、それを打開するための課題を社員参画による委員会においてSWOT分析し、「中古車部門の強化」、「ショールームの強化」、「フロント回りの強化」、「サービスメカニックの強化」を戦略課題として特定し、顧客サービス面、人材面、修理サービス面での戦略的考え方による改善に取組みが始まっていました。特に、顧客接点のサービス強化については、組織横断チームで全社的な支援施策について話合い、具体的な施策を立案・実践し、その結果、顧客が自主的に記述する店頭アンケートが増加し、多くのお褒めの言葉を頂いている状態につながっていると評価できます。

(3)若手社員の自覚を促し、自主性ある社員の育成
サービスメカニックの責任感の向上と技術力向上への意欲を増大させるため、立候補制による修理作業の担当と顧客への名刺渡し、そして修理作業内容についても担当メカニックが顧客と直接対話し、自己完結型で対応することによる修理内容に責任意識を持った業務遂行により、顧客から評価を受けるメカニックチームとなっていると評価されます。また、新入社員と希望者には経営幹部が1年、TAなどを活用し、業務活動に対する目的・改善策について、「何が目的?」、「何が原因?」などを問いかけるとともに、対話と日報を通して仕事に対する考え方や取り組み方を指導し、自発的に考え・行動していく“人づくり”の基盤構築につながって、例えば「作業工程ボード」などの業務改善として成果が出てきていることを確認しました。

(4)相互協力の雰囲気や連帯感
「あなただから、この店だから」とお客様から選ばれる店づくりを目指し「田舎の親身な町のお医者さん」ストーリーによって、社員に目指したい顧客対応について組織全体に理解と浸透がされつつあります。さらに、社員チームでオケージョン毎のニーズを話し合い共有化し、店全体でお客様への応対をサポートする体制を築き、その結果、来店者数が前年比日平均で50%増加し、近隣ディーラーから注目を集めるような状況になりつつあることを確認しました。さらに新潟中越地震の支援バザーにおいては、社員一人の提案から始まったものが自然体として組織全体の展開になり、多くの協賛を得、地元の新聞にも取り上げられるような状態は評価されます。
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平成15年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成15年11月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施いたしました。その結果、本日2月29日に開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成15年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

株式会社向瀧
Webサイト:http://www.mukaitaki.com/
代表者:代表取締役社長 平田 裕一
所在地:会津若松市東山町大字湯本字川向200
社員数:26名
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受賞理由

(株)向瀧は、歴史的登録有形文化財と日本の温泉文化・癒しの文化を明確な理念の下に融合させ、顧客のさらなる支持を求めて、平田社長の革新的リーダーシップのもと、女将さんの参画も得て、戦略的変革と日々の業務改革を目指した仕組みづくり行い、経営品質向上を目指した活動を行っています。自社の思いやこだわりなどあらゆる情報をインターネットで公開し、共感や興味を持つ顧客を主要な顧客とし、フラットな組織による部門を越えた社員の素早い情報伝達、素早い対応により、顧客の要望にすぐこたえることが出来る本物のサービスを実現しています。
また、社長は会津地域の発展のために、会津の情報を提供するウエッブサイトの運営を行っています。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)経営幹部の率先垂範による変革へのリーダーシップ
社長は伝統的な建物により本物のサービスを提供する温泉文化の実現が日本旅館の発展の鍵であるとの確信を持ち、木造旅館のデジタル武装戦略など戦略を明確に定め、顧客視点でのあらゆる業務の改革を率先垂範して実行しています。社員は社長との話し合いや率先垂範振りから基本理念やなすべきことをよく理解し、現場重視の権限委譲とあいまって、フラットな組織による部門を越えたすばやい対応、気づきによる日々の業務改善を着実に自主的に行っており、顧客の満足度向上とお客さまに見えないところでのコスト削減につなげています。また、女将さんのリーダーシップ発揮により、社員の働きやすい環境作りも行われています。

(2)インターネットを活用した、本音で語り合う顧客対応と本物のサービス提供
主要な顧客を「国の登録文化財の木造建築に興味を持ち、旅の一つ一つの要素にこだわりを持つ旅人」と定めて、インターネットの自社ウエブサイトに自社の理念・こだわりや施設の概要や社員の活動などあらゆる情報を公開しており、インターネットからの顧客が主要な顧客とマッチングして、インターネットからの予約や口コミの顧客の評価に向上が見られます。顧客からの要望や苦情は、現場での素早い対応や改善活動に加え、インターネット(eメール)による相互の情報交換により深い洞察が行われ、戦略の気づきや業務改善の気づきとなり、顧客への基本理念に基づく本物のサービス提供の実現に役立っています。

(3)基本理念から一貫性のある戦略
組織の目指す方向(基本理念)、ビジョンに基づき営業基本戦略を「木造旅館のデジタル武装戦略」、「限定特化戦略」、「国の登録文化財の戦略」と定めています。基本営業戦略の中ではエージェントを介した予約は行わない、カラオケはしないなどの自社の基本理念に合わないものについては戦略から除外する明確な捨てる戦略をとっています。インターネットによるあらゆることの情報公開、きめ細かな顧客対応とあいまって、主要な顧客の満足が向上し、東山温泉全体では集客数の減少が見られる中、集客数は増加しています。

(4)効果・効率的な情報システムの構築と地域貢献
自社の情報システムの構築に際しては「自社作成・自社構築・自社メインテナンス」を目標として用途に合わせた適切な情報システムが構築されています。社長自ら自社ウエッブサイトの更新を行うことにより新鮮な情報をダイレクトに顧客に常に伝えることが出来ています。また地域情報のウエッブサイト・会津の電脳老舗「会津屋」の運営も社長が行い地域の発展のための貢献活動を行っています。
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奨励賞

株式会社ティーアンドエフカンパニー(現:株式会社ノマド)
Webサイト:http://www.nomadinc.co.jp/
代表者:代表取締役社長 本田 勝之助
所在地:会津若松市一箕町大字鶴賀字上居合134-3
社員数:17名
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

株式会社ティーアンドエフカンパニー(以下T&Fと称す)は、組織プロフィールでも明確にしている当社のミッションである「メンバーが自分の幸せと成功の実現に向け、最もやる気と能力を発揮できる場として誇りを持ち続けられる組織であること」を実現するために、トップ自ら直接的に社員に働きかけています。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)地域における社会への貢献活動のステップの明確化
成熟した社会の中で活動する企業体のあるべき姿を示すことが重要な使命との認識から、社会貢献活動において、貢献価値と事業価値を両立させることが重要と考えており、そこで定めている事業化基本ステップについてその進捗を把握し、管理が行えることは、組織全体で各行動の振り返りが行われていると判断できます。

(2)現場社員の意欲・能力向上の促進と社員の能力開発要件の明確化
人員配置は、プロジェクト制の業務スタイルに則って、社員の意思を尊重し、それまでの経験も踏まえて行われており、現場社員の意欲の創出や組織としての能力移転、および能力向上に効果を発揮するための取り組みであり、T&Fの特徴である学生の戦力化とも整合性があると判断されます。
また、多角的な事業展開を進めるための人材を必要とする当社は、SLシートやアンケートにより個人の目標や組織の課題を把握できるようにしており、社員の能力開発要件を明らかにする仕組みを持っています。

(3)お客様の要望・期待を反映する新製品開発の取り組み
市場動向の先見的な把握や、担当営業により収集されたお客様のニーズや要望から、製品のコンセプトを明確にし、「る・れーぶ」「UMESAKE」などの新製品を開発している。

(4)プロジェクトへの柔軟なサポートとコストパフォーマンス向上の視点
プロジェクト制度を中心として業務が運営されており、各プロジェクトマネージャーが進行管理を行い、場合によってはプロジェクトの進行を組織全体として支援する取り組みがあり、組織全体の能力発揮を促進しています。また、全てのプロジェクトを評価する基準として、粗利益レベルを目標とし種々の改善活動を行い、達成状況を把握し、プロジェクトのコストパフォーマンスを向上させるためにプロジェクトの評価・改善を行っています。
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平成14年度会津若松経営品質賞受賞企業発表

会津若松経営品質賞委員会(会長:岡本正耿)は、平成14年11月から約3ヶ月に渡り申請企業全ての審査を実施いたしました。その結果、本日2月12日に開催した会津若松経営品質賞委員会にて平成14年度会津若松経営品質賞受賞企業を決定いたしましたので下記のとおり発表いたします。

大賞

榮川酒造株式会社
Webサイト:http://www.eisen.jp/
代表者:代表取締役 宮森 久治
所在地:会津若松市駅前町2番1号
社員数:70名
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受賞理由

榮川酒造株式会社は、規制緩和による大手チェーンスーパー、コンビニエンスストアなどの酒類販売免許取得、大手清酒メーカー低価格酒の地方進出など、大きな業界構造変革が進行している中で、“新生・榮川酒造”を目指し積極的な変革活動に取り組んでいる結果、日本経営品質賞アセスメント基準のカテゴリー全般の多くの領域においてクオリティ改善の努力が認められます。特に「経営幹部の役割とリーダーシップ」においては、経営幹部が「リ・ボーン計画の実現」をめざした社員意識変革への率先垂範、「社会要請への対応」における徹底した環境保全への取り組み、「基幹プロセス」における「最上質品の醸造」を目指した本社技術研究室と磐梯工場製造部門との連携が図られた生産プロセスの確立が認められた。
日本経営品質賞アセスメント基準にもとづき、審査を通じて認められた「強み」は以下のとおりです。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)全員参加型の経営への変革を推進するリーダーシップと社員の自主性・責任感醸成
高い品質の日本酒を造りつづけ、お客様に提供しつづけてきた榮川の気質を、「経営理念」と5つの「指針」として明文化し、その実現に向け経営トップの強いリーダーシップのもと「榮川 リ・ボーン計画」を策定し、「ブランドマネジメント推進委員会」と経営品質の考え方に基づく「7つの改革チーム」などの社内横断型の改革活動を展開している。

(2)磐梯の環境保全はもとより、広い視野からの環境保全への多面的取り組み
公害対策費に建築費の3割を費やし県の基準を大幅に下まわる自主基準を設定するとともに、磐梯山の稜線を考慮した建物の高さの制限など、磐梯の自然の保全に努めるとともに、ゴミとなる紙容器は採用せずリサイクル可能なビン・アルミ容器の採用、独自の空壜回収ルート確立など環境保全への多面的な取り組みを行っている。

(3)お客様の要望・期待を反映する新製品開発の取り組み
市場動向の先見的な把握や、担当営業により収集されたお客様のニーズや要望から、製品のコンセプトを明確にし、「る・れーぶ」「UMESAKE」などの新製品を開発している。

(4)ビジネスパートナーと一体となった高品質な製品の提供の仕組み
契約栽培農家への一定の買い上げ価格保証、飲食店への「お燗器」の貸し出しと閉店後の処置方法の説明など、ビジネスパートナーと一体になって高品質な製品を提供する仕組みを有している。
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大賞

株式会社オノギ食品
Webサイト:http://www.onogi.net/
代表者:代表取締役 小野木 國一
所在地:会津若松市町北町大字藤室字藤室178-4
従業員数:26名
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

株式会社オノギ食品においては、会津若松経営品質賞アセスメント基準(日本経営品質賞アセスメント基準に準ずる)のカテゴリー全般にわたって経営品質向上に向けての取り組みが行なわれている。企業理念として「市場創造のプロ集団として会津食文化の伝承と創造を通し四者満足度経営を実現し会津ルネッサンスの一隅に貢献する」を掲げ、社長の強いリーダーシップのもと価値観の共有化に努めている。顧客への高い密着を指向するなか、社員提案の積極的な活用や顧客・ビジネスパートナーと一体となったオリジナル商品の企画・開発は顧客・社員にとって思い入れの強い商品を生み、それが高い社員満足度と競争力の強化につながり優れた業績と財務結果に結びついていると思われる。
日本経営品質賞アセスメント基準にもとづき、審査を通じて認められた「強み」は以下のとおりです。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)価値前提に基づいた経営を目指す強いリーダーシップの発揮
企業理念である「四者満足度経営」の実現のため、日本経営品質賞の考え方に則って「経営計画書」を作成し、企業理念・企業原点・ビジョンなどを明記し、パートを含む全社員に配布し会議への形態を義務付けると共に「経営計画発表会」や「オノギスクール」、「三者面談」の場では経営者自ら語りかけることによって社員の理解を深めると共により一層の浸透を図っている。更に、「経営計画書」の公開、地元の要請を受けての会津武者煎餅の製造・販売開始、多様な社会貢献活動の実施など経営者自らが企業理念の実現にむけて行動し、進むべき方向を示している。

(2)個別密着度を高め、顧客の固定化を促進する個別対応の実施
高速道路の売店と一緒になってお店ごとのオリジナルパッケージやPOP、販促テープを作成したり、取引先のスーパーと協力してその店独自のオリジナルギフトを企画するなど顧客のニーズに応じた個別対応を顧客と協業して行なっている。そのことが顧客密着度を高めると共に高い顧客価値の創造と競争力強化につながっている。

(3)仕事への意欲を高め、組織的能力を向上させる社員提案の積極的な活用
解説栞の添付など既存商品の改良や、こづゆなど独自商品の開発の多くが社員の提案によるものであり、社員にとって自分の提案が採用され、商品となる嬉しさが仕事への意欲と満足度をたかめ、それが自主性と創造性の発揮に結びついている。
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奨励賞

有限会社白水堂
Webサイト:http://blog.livedoor.jp/mph/
代表者:代表取締役 小林 明人
所在地:会津若松市栄町1-14
従業員数:10名
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

有限会社白水堂は、日本経営品質賞アセスメント基準のカテゴリーに則り経営品質の向上を目指して、社長の強力なリーダーシップのもと、積極的な活動を行っています。厳しい経済環境の中で、社長の思いを明確にした経営理念・ビジョンにもとづき会社の方向性を明確にし、地域との密着対応、ヤマハ音楽教室の強化などにより、現在の主たる事業領域において良好な結果を示していると思われる。今後とも経営品質の向上に務めることにより、顧客に密着した総合楽器店(地域一番店)としての発展を期待する。
日本経営品質賞アセスメント基準にもとづき、審査を通じて認められた「強み」は以下のとおりです。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)経営トップの強力なリーダーシップによる経営変革と経営品質向上の取り組み
トップの強力なリーダーシップのもと、企業理念を「地域のお客様から信頼され求められる企業を目指し、社員一人ひとりが独自能力を発揮し、協働しあって白水堂の繁栄を実現すると共に、自己目標を達成、地域の音楽発展の成果の感動を分かち合うこと」と定め、同時に経営ビジョンを明確にして、社員ならびに音楽講師を中心とするビジネスパートナーへの浸透を図り経営の変革、経営品質の向上を目指している。

(2)経営戦略課題の明確化とその推進
経営戦略上の重要課題として「競争力強化」、「顧客層の拡大」を掲げ、具体的には、「音楽教室の生徒増大策」、「お客様に満足して貰える店舗とする」などをテーマとして、各社員が「行動計画書」を作成し、行動目標を達成すべく活動、営業戦略会議でレビューする仕組みを作っている。特に「音楽教室の生徒増大策」などに関しては、社員の積極的活動と共に、地域への社会貢献のために実施している「出前コンサート」の相乗効果もあり、競合相手が苦戦または生徒数が減少する中、着実に改善または維持する成果を得ている。

(3)主要ビジネスパートナーとの良好な協力関係の構築と音楽教育事業への推進
戦略課題達成のための重要な戦略資源である音楽教室講師には、講師会議、面談を通して白水堂の理念を伝え、地域の音楽活動の活性化、音楽教室の生徒数確保・増大や音楽レベルの向上に努めている。音楽教室講師のみならず、レスナー・供給パートナーなどの他のビジネスパートナーとの良好な協力関係によって音楽教育事業を推進・発展させている。
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奨励賞

荒川産業株式会社アマルク
Webサイト:http://amarc.co.jp/publics/index/64/#page64_131
代表者:所長 高橋 隆
所在地:会津若松市門田町大字一ノ堰字村西566-5
従業員数:11名
[spoiler title=”受賞理由を見る”]

受賞理由

荒川産業株式会社アマルクは日本経営品質賞アセスメント基準のカテゴリー全般にわたってクオリティ向上の堅実な努力がみられる。特に、社会要請への対応及び社会貢献、組織的能力及び社員の能力開発、基幹プロセスにおける活動など、経営トップの強力なリーダーシップの基に経営理念の実現に向けた取り組みが顕著に行われている。
日本経営品質賞アセスメント基準にもとづき、審査を通じて認められた「強み」は以下のとおりです。

審査を通して認められた主な強みは次の通りです

(1)「CS経営」実践に向けた経営トップの強いリーダーシップの発揮
「幸せの実現」:明るい家庭、豊かな地域社会のために、確実な成果をお客様に届けよう。笑顔と感謝の心を尊敬の心まで高めよう:という経営理念に基づき、その実現に向けた「CS経営」の実践に、経営トップの強いリーダーシップが発揮されている。

(2)法の遵守、環境保全、地域貢献に心掛ける、優れた社会的責任の展開
法の遵守や各種の環境問題に対する各種法制化への対応など地域産業環境問題への取り組みを積極的に実施している。リサイクルの知識普及のために本社にリサイクルミュージアムくるりんこを設置し地域社会へ貢献している。

(3)お客様本位の仕事の推進と全社員のプラス思考への意識改革
お客様本位の仕事を行うため、全社員のプラス思考への意識改革や組織・個人能力の向上が認められる。
経営理念に沿ってお客様本位の仕事を行うために、社員個々人をプラス思考に意識改革し、前向きな仕事への取り組み気風が生み出されている。組織能力の開発では部門目標を定め毎月反省と翌月の目標を再確認し目標実現へ向けて努力している。

(4)地域産業環境の利便性を考慮した事業の展開
会津地区に4事業所を持ち鉄スクラップの加工能力、荷受能力では地域No1を実現した。社内4事業所全てに鉄スクラップ、油圧シャーリング機を設置し、基本方針である「田舎のよろず屋、産業支援コンビニエンスストア」を実現した。
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